漢方のかわい薬局
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 関節の痛み 

ひざの痛み・腰痛
ひざの痛み
関節の痛みの中でも最も多い相談が膝の痛みです。ひざの痛みの原因として最も多いのが変性性膝関節症です。一般的に変性性膝関節症といわれるのはひざ関節の軟骨が磨り減ってくることが原因です。

アメリカでの調査では、65才以上の人々の63~85%に膝の痛みが認められるといわれます。
この疾患は人の行動の自由をうばう原因になるだけに予防・治療に大きな関心が寄せられています。

日本ではひざの痛みがおこると、まず針灸やマッサージ・整体などを試すケースが多く、また変形性関節症に対する認識が不十分であるため、正確な患者数の把握が行われてはいません。しかし予備軍を含めると1000万人を越すとも推測されています。

痛みがあると日常生活に不便を要するだけでなく、外出にも不自由するなどクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)もいちじるしく低下してしまうことも大きな問題です。


変形性膝関節症
歩いたり走ったりする人間の複雑な動きをスムーズにおこなうために膝関節は複雑な構造になっています。

簡単に説明すると膝は大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すね)と膝蓋骨(おさら)とで構成され内側半月・外側半月・前十字靭帯・後十字靭帯などの腱と大腿二頭筋・脛腹筋・大腿四頭筋などの筋肉で支えられています。

加齢や過度な運動、肥満、O脚、X脚など様々な要因により膝の軟骨(クッション機能)が働かなくなることにより、骨がぶつかり合ったり神経を圧迫したりして痛みを発症するのが変形性膝関節症といいます。

当店でも膝の痛みで相談に訪れる人は意外にも多いものです。
ひざの痛みに漢方薬・・・?と思われるかもしれませんが消炎剤や消炎湿布だけの対症療法ではなく、痛みが発生する根本原因を考え治療をはじめるとどんどん良くなっていく人が多いのです。


自然薬を使って膝の痛みを改善
筋肉は筋線維の固まりでできていて、筋肉に栄養や酸素を送る血管が筋線維に張り巡らされています。骨も外側の硬い組織の中に骨を養う血管が走っています。

ひざの痛みをやわらげるためには筋肉を鍛える事が一番大切なことですが、関節の周りの血流を良くすることも改善の近道なのです。

東洋医学では「不通則痛」(通ぜざればすなわち痛む)という言葉があります。痛みの改善のためにはとにかく血流をよくする事が一番なのです。電気をかけた後やお風呂に入った後に少し痛みが楽になる経験をしたことはありませんか。このように温めることで痛みが楽になることからも、いかに血流をよくすることが大切かがわかります





変形性膝関節症によく使う代表的な漢方薬は次の3つを基本に考えます。

防巳黄耆湯(ボウイオウギトウ) 汗かきタイプで筋肉の締りのない人(水太りタイプ)で下半身が重くユサユサと体を揺らしながら歩いているようなちょっとポッチャリ型のタイプに使うお薬です。
越腗加朮湯(エッピカジュツトウ) 患部が腫れて光沢がありシットリと汗ばんでいることが多く防巳黄耆湯を使うタイプよりも筋肉の緊張感を感じる人に使うお薬です。
桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ) 寒がりで体のあまり丈夫でないような人に使います。あまり気分的にも身体的にも行動的になれず外からの刺激(暑い・寒い)やストレスに弱いタイプの人に使うお薬です。


この3つのお薬を基本として、毛細血管改善作用のある漢方薬をあわせたり、下記で紹介する補腎薬(ホルモン系・免疫系・内分泌系の機能低下を改善する働きのある漢方薬)や軟骨を丈夫にするサプリメントをあわせたりします。

もちろん漢方薬はその人の症状や体質や経過を聞いたうえで処方しなければいけませんので漢方薬をご希望の方は電話やメールにてご相談下さい。

※ひとりひとりのタイプにあわせて調合する漢方薬は、せんじ薬・粉薬がありいずれも1日分が400円です。
漢方薬にはたくさんの種類がありますのでお薬を選ぶ場合は詳しく問診を行います。



漢方薬の効き目をアップさせるために。
上記の漢方薬のほかにも関節痛の予防や改善に効果的な自然薬をご紹介します。


霊鹿参(れいろくさん)
     6カプセル・・・1260円

<成分>
鹿茸末・・・1200g  コウジン乾燥エキス・・・800mg

変形性膝関節症に限らず骨折の回復や腰痛、神経痛など痛み全般におすすめです。
痛みを改善するための体作りに用いる自然薬で、鹿の角(鹿茸)と紅参とから出来ています。
鹿茸には筋肉の緊張を和らげて痛みを緩和する作用のあることもわかってきています。
1日2~6カプセルを状態に応じて服用します。






健歩人(ケンポジン)  500ml…8400円

関節の軟骨の再生や修復を助けるコンドロイチン・グルコサミン・ヒアルロン酸・コラーゲンなどを健康維持に欠かせない成分をバランスよく配合した清涼飲料です。
痛みをやわらげると言われているキャッツクローも配合してあります。飲みやすく吸収の良い液体タイプです。
1日15~30mlをお湯やお水で割って飲みます。






走る人
健歩人はマラソンを続けている人たちに最高のサプリメントです。
市民マラソンを支えているのが40代後半から50代にかけての人達です。(もちろん私もその中に入っています)例えば皮膚や骨、関節、腱などを形成しているコラーゲンは若いときの半分以下に減ってきているのです。故障の無いトレーニングのために、そしてしっかりしたトレーニングを積むことのできる足作りのためにどうしても欠かすことのできないサプリメントです。私の場合は1日2回(1回20ml)服用しています。前から見ても後ろから見ても若々しく見えるランナーであり続けるために健歩人をおススメします。






膝の痛みの回復・予防に!日常生活の注意点

その1・・・とにかく体重を減らしましょう
ひざの痛みを抱えている人で最も多いのが体重オーバーの人です。体重を減らすことはどんな治療法よりもまずは効果的な方法です。

体重が減ると膝にかかる負担はぐっと少なくなります。とにかく体重を減らすことが重要です。膝が痛いから歩けない。歩かないから体重が増える、といったように悪循環を繰り返します。食べる量と消費する量のバランスで体重は変化します。体重を落とすには呼吸法と大きな筋肉を動かすことが大切です。膝が痛くて歩けない人でも運動する方法もいろいろあるんですよ。今流行のピラティスやヨガなども有酸素運動ですし、膝に負担のかからない水中歩行や水泳なども取り入れるとよいでしょう。

ピラティス
今はまっているのがピラティスダイエット!ハリウッドスターにも大人気ということで早速はじめてみました。すべてが寝て行うエクササイズですから膝の痛い人にもおススメです。でも侮ってはいけません、これがなかなか難しいのです。インナーマッスルが出来ていない人にとってはとても難しいのです。ということで最初は出来なくて当然。繰り返しやっていると知らぬ間に出来るようになるから不思議です。そのときにはウエストはキュッと締まり、体幹が鍛えられ姿勢が良くなること間違いなしです。1サイクル30分ほどの体操ですが終わると汗びっしょり!



その2・・・歩き方を変えよう!
体重オーバーの次によく見るのは歩き方に癖のある人です。歩き方を変えることで今現在足の痛い人はもちろん、予備軍の人も将来膝が痛くなるのを予防することができます。
高齢の人でも奇麗な歩き方をしている人はほとんど膝の痛みを起こしていません。

それではどんな歩き方が膝にダメージを与えるのでしょうか?
まずはO脚の人です。肩が左右に揺れながら足の外側から着地しています。靴底が外側から減るような人は要注意です。

次に蹴り出した足が外に流れる人です。この人は太腿の前の筋肉(大腿四頭筋)の力が弱い人です。腹筋が弱く骨盤で体全体を支えることができず腰が落ちて顎があがったような姿勢です。この姿勢を続けると膝だけでなく腰まで痛くなります。筋肉を鍛え姿勢を良くすれば膝の痛みだけでなく見た目にも若々しくなります。

体重を支えるのは親指と外側の踵です。バランス点はちょうど土踏まずあたりになるはずです。
歩く時は1本の線上を歩くような感覚がベストです。極端に言えば右足を出すときは左側に入れる、左足を出すときは右側に入れる。そのとき足を出すのではなく骨盤を入れてそれに足がついてくる感覚をイメージしましょう。
慣れるまでは結構疲れますがこれもトレーニングのひとつです。



その3・・・足は組まない!
膝の悪い人の原因は実はひざだけではなく股関節や骨盤の歪みである場合が多いのです。人間が足を組むときは常に一定の足を上にして組んでしまいます。体のゆがみはそんな小さな積み重ねで起きてくるのです。正しい姿勢で足を組まないことを意識しましょう。



その4・・・太腿の前側の筋肉を鍛えましょう!
大腿四頭筋(ふとももの前側の筋肉)が発達している人に膝の痛い人はほとんどいません。坂を下り続けるとどこが疲れてくると思いますか?太腿の前側に力が入らなくなってきます。山登りで転んで怪我をするもほとんど下りのときです。普段あまり使わない筋肉であるため鍛えられていません。ここの筋肉が弱いと着地した足が体重を支えることができずに膝に衝撃が加わってしまいます。
太腿の前側を鍛えるストレッチなどを行うと効果的です。



その5・・・腹筋・背筋を鍛えましょう!
おなかの周りの筋肉が弱ってくるととにかく姿勢が崩れてしまいます。姿勢が悪くなると腰が落ちて前かがみになりドタドタ歩きになります。当然膝にかかる衝撃も大きくなります。腰がピンと伸びて颯爽と歩く姿は見た目にも若く見えます。そのためには腹筋背筋を鍛えることも大切です。



参考までに・・・!
トピックス1・・・「痛い!」は治ろうとするサイン

「膝が痛い」とか「炎症を起こしている」というのはそこに血液を沢山もってきて、痛んだ組織を修復しようとしている証拠です。そんなときに血管をギュッと収縮させて血流を止めてしまう消炎剤はかえって治りを遅くしてしまうものです。あくまで炎症している場合はアイシングまででとどめるべきです。


トピックス2・・・膝に貯まった水は抜いたほうがいいの抜かないほうがいいの?

火事が起これば消防車で水をかけて火を消そうとしますね。人間の体も同じで膝の炎症を抑えるために水がそこに集まってくるのです。だから水を抜いても原因がなくならない限りまた水が集まってくるのです。「水を抜くと癖になる」とよくいわれますがそんな事はありません。ただ水を抜くというのはあくまで対症療法なので何度も繰り返してしまうのです。




腰痛
膝の痛みについでご相談が多いのが腰痛です。腰痛の原因は様々です。こんなときには症状に応じて使い分けることができる漢方薬が有効です。当店でよく使う漢方薬を少し説明します。
ぎっくり腰

原因は仙骨と腸骨を支えている靭帯や筋肉が伸びて炎症をした状態(肉離れ)を言います。実は何を隠そう私も以前はギックリ腰常習者でした。腹筋や背筋を強化して姿勢が良くなったことと、体幹を鍛える運動によって今ではまったくギックリ腰を起こさないようになりました。

ギックリ腰を起こしたときはとにかく安静。
漢方の場合は対症療法として筋肉の緊張をとる芍薬甘草湯を処方します。もしもこの時に便秘を起こしていたら必ず便通をつけることをおすすめします。(むちうちや外傷などでひどく炎症している時にも便通をつけないといけないことが基本である)そのために大黄などを使って便通をつけておきましょう。
手を腰に当てて熱いと感じたときはアイシングです。間違っても痛み止めや消炎湿布を使わないことが早く治すコツです。熱感がなくなったら逆に血流を良くしてあげましょう。そんな時に使う漢方が芍甘黄辛附湯です。




ストレス性の腰痛には桂枝去芍薬加麻黄附子細辛湯!

レントゲンで検査してもどこも悪くわないと言われるが、年中腰痛で悩んでいる人は多いものです。そんな時に疑ってみるのがストレス性の腰痛。ストレスも腰痛の引き金になるのです。その証拠に陰陽のバランスを良くする漢方薬を使うことによって長年どうしても治らなかった腰痛が嘘のように改善してしまうこともあるのです。

老人性の腰痛にはなんといっても八味地黄丸!

年をとるとともにどうしても落ちていってしまう筋肉。特におなかのまわりに力をつけることによって腰痛が改善していくことがあります。老人性の腰痛にはファーストチョイスとして使っていただける漢方薬です。八味地黄丸には腰痛だけでなく頻尿や夜間尿、口内の乾燥など老化を予防する働きもあります。つまり若返りの漢方薬ですね。

※ひとりひとりのタイプにあわせて調合する漢方薬は、せんじ薬・粉薬がありいずれも1日分が400円です。
漢方薬にはたくさんの種類がありますのでお薬を選ぶ場合は詳しく問診を行います。

漢方相談はぜひ一度ご来店ください。遠方の人は電話での相談を受け付けております。
電話番号は052-471-3774


関節の痛みはつらいもの、でもまだまだひざには元気に動いてもらわなければなりません。痛みを改善するために自分でできる努力を今日から始めてみてください。またその助けになるのが漢方薬や自然薬。上手に活用して1日も早く痛み知らずの生活に戻りましょう!


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